「投資信託ってどんな投資?」
「投資信託はじめるために投資資金はいくら必要?」
など、投資信託に関して疑問をお持ちの方も多いでしょう。
最近はつみたてNISAの影響もあり、投資信託の人気が高まっています。
また、投資信託は最低100円からはじめられるので、投資初心者でも気軽にはじめやすい投資です。
今回の記事では、「投資信託とは?」や「投資信託の想定利回り」、「投資信託のメリット・デメリット」など投資信託の基本を説明します。
最後にはおススメの証券会社も紹介しているので、今日から投資信託をはじめる第一歩を踏み出してみましょう。
投資初心者向けに投資信託の基本を徹底解説!
投資信託とは?
投資信託とは、複数の投資家から資金を集め、運用のプロが集めた資金をもとに運用してくれる投資手法です。
そのため、最初の銘柄選びが大切になります。
投資信託の銘柄は、お菓子の詰め合わせパックのように、国内株や海外株などが1つの銘柄に集められています。
株式以外にも債券や不動産投資のREITなども投資信託に含まれます。
そのため、投資信託は分散投資がしやすく、投資資金が少ない方や投資初心者でも挑戦しやすい投資手法です。
また、投資信託には「パッシブファンド」と「アクティブファンド」の2種類が存在します。
パッシブファンドは、日経平均株価やTOPIXと同じような動きを目指す運用方法です。
一方、アクティブファンドは日経平均株価やTOPIXを上回る運用を目指します。
そのため、パッシブファンドよりアクティブファンドのほうがリターンとリスクが高くなりやすいです。
投資信託の想定利回り
投資信託の3年間想定利回りは「約3%〜10%」です。
平均利回りは1年間を意識しますが、投資信託の場合1年間だと変動幅が大きくなるため参考になりにくいです。
そのため、3年間の平均利回りを参考にします。
また、約3%〜10%と幅広い理由は下記の投資信託を含めた想定利回りになっているからです。
- 国内株式型
- 海外株式型
- 国内債券型
- 海外債券型
- 国内REIT型
- 海外REIT型 など
海外株式型や海外REIT型の利回りは高く、国内債券型の利回りは低い予想です。
投資信託の月額最低投資金額
投資信託は各証券会社で最低投資金額が決められていて、一般的に1万円程度です。
しかし、投資信託の積立投資であれば「100円」から投資可能な証券会社もあります。
例えば、SBI証券や楽天証券などのネット証券は100円から積立投資が可能です。
また、投資タイミングや周期は自分で決められるので毎月投資する必要はありません。
h2 投資信託のメリット
投資信託のメリットを5つ紹介します。
- 分散投資が可能
- 少額から投資に挑戦できる
- 種類が豊富
- 複利の大切さがわかる
- 自分で複数の銘柄を選定して、運用する必要がない
ぜひ、参考にしてください。
投資信託のメリット1:分散投資が可能
投資信託の銘柄は、株式や債券、REITなどが1つの銘柄に詰め込まれています。
そのため、1つの投資信託に投資するだけで、分散投資が可能です。
手軽に分散投資をしたい方にはおススメの投資手法です。
投資信託のメリット2:少額から投資に挑戦できる
証券会社にもよりますが積立投資なら「100円」から購入できます。
投資間隔も自分で調整できるので、投資になかなか挑戦できない方でもはじめやすいでしょう。
投資信託のメリット3:種類が豊富
投資信託は約2600種類(※1)あるので、自分に合った投資信託を見つけられる可能性が高いです。
例えば、国内株式だけの投資信託や国内株式と債券を組み合わせた投資信託があります。
また、外国株を含めた投資信託もあるので、海外企業への投資に興味がある方にもおススメです。
※1 SBI証券と楽天証券で取り扱われている投資信託の種類
投資信託のメリット4:複利の大切さがわかる
投資信託は、複利で運用すると雪だるま式に利益を増やすことが可能です。
複利とは、利益を再投資して効率的に投資元本を増やしていく方法です。
もし、複利運用をせず単利運用を選んだ場合以下のような差がでます。
例:毎月1万円を20年間、利率5%で運用した場合
単利:投資元金「2,400,000」、利益「1,204,920」
復利:投資元金「2,400,000」、利益「1,561,988」
同じ条件で運用しても【約35万円】の違いがあります。
このように、できるだけ複利運用をしたほうが利益は増えやすいです。
投資信託のメリット5:自分で複数の銘柄を選定して、運用する必要がない
投資信託はすでに複数の銘柄が一つにされているため、自分で複数の銘柄を選んで投資する必要はありません。
例えば、国内株式と全世界株式を一緒に一つの銘柄で買えるのも投資信託の魅力です。
投資信託のデメリット
投資信託のデメリットを4つ紹介します。
- 短期間で大きな利益は得られにくい
- 投資信託の銘柄によっては手数料が高い
- 元本保証がない
- 株式投資のような売買はできない
デメリットも知ったうえで投資信託にチャレンジしてみましょう。
投資信託のデメリット1:短期間で大きな利益は得られにくい
投資信託は長期運用がメインの投資手法です。
そのため、株式投資のように数ヵ月や数年で大きな利益を得ることはできません。
投資信託のデメリット2:投資信託の銘柄によっては手数料が高い
最近は銘柄によって手数料が安いものもありますが、投資信託の手数料は高めに設定されている銘柄がまだ多く存在します。
特に、証券会社の窓口で購入すると手数料は高いです。
しかし、ネット証券会社なら手数料が安い銘柄もたくさん取り扱っています。
手数料を安く抑えたい方はネット証券がおススメです。
投資信託のデメリット3:元本保証がない
投資信託も元本保証がないタイプの投資のため、投資元本が減るリスクがあります。
特に、短期運用で売却した場合は損しやすい傾向です。
そのため、投資信託をする場合は約10年以上の長期で運用するようにしましょう。
投資信託のデメリット4:株式投資のような売買はできない
投資信託は運用のプロに任せているため、株式投資のような売買はできません。
なぜなら、投資信託の基準価額は1日1回しか変動しないからです。
そして、売買が成立するのは当日中〜翌日のためタイムラグがあります。
このような理由から、投資信託で株式投資のような売買は不可能になっています。
管理人の投資先(この部分の記事は私が追記します)
投資信託を始めるには
投資信託をはじめるには、まず証券会社に口座開設する必要があります。
店舗を構えている証券会社より、ネット証券会社のほうが手数料も安く、インターネットやアプリでいつでも投資ができます。
口座開設が完了したら、投資したい銘柄を選び、購入すれば投資完了です。
ネット証券会社によっては、クレジットカード払いで投資信託の購入もできます。
また、投資信託の積立投資の場合は、自動積立設定を使うと便利です。
おススメの証券会社
投資信託におススメの証券会社を3つ紹介します。
今回紹介する証券会社に共通している点は、取り扱っている投資信託すべての売買手数料が無料なところです。
また、クレジットカードで支払いができるため、貯めているポイントの証券会社を選ぶのも一つのアイデアです。
SBI証券
口座開設数No.1のSBI証券。※1
SBI証券で投資信託を売買する場合、手数料は無料です。
クレジットカードは「三井住友カード」のみ利用可能です。
三井住友カードは積立投資で最大5%のVポイントが貯まります。
※1 2023.6.8現在
楽天証券
楽天ポイントを貯めたいなら楽天証券!
楽天証券は楽天ポイントでも投資が可能です。
楽天ポイントとキャッシュの組み合わせもできるので、利便性に優れています。
もちろん、楽天証券のクレジットカード払いは、Rakutenカードが利用可能です。
auカブコム証券
auユーザーやpontaポイントを貯めたい方におススメ!
売買手数料は無料で、毎月最低100円から投資可能です。
auカブコム証券で利用できるクレジットカードはau PAYカードです。
積立金額のうち1%がpontaポイントで還元されます。
auをお使いの方であれば、auカブコム証券が使いやすいでしょう。