投資初心者向けに株式投資の基本を徹底解説!

株式投資

投資と聞けば株式投資が最初に思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

株式投資は難しいイメージを持たれる方も多いですが、想像より簡単にはじめられます。

さらに、投資資金も最低1000円ほどで問題ないので、口座開設さえ完了すればいつでもスタート可能です。

この記事では株式投資の基本やメリット・デメリット、株式投資のはじめ方などを紹介します。

株式投資デビューをしたい方はぜひ参考にしてみてください。

投資初心者向けに株式投資の基本を徹底解説!

株式投資とは?

株式投資とは、会社が資金集めのために発行した株式を購入し、株主になります。

そして、購入した株式を売買したり、配当や株主優待で利益を得たりできるのが株式投資です。

株式を売買して利益を得ることを「キャピタルゲイン(値上がり益)」、配当や株主優待を「インカムゲイン」といいます。

投資初心者であれば、インカムゲインを目的とした株式投資のほうが挑戦しやすいでしょう。

なぜなら、キャピタルゲインの場合、売買のタイミングを見分けるのが難しいからです。

キャピタルゲインは株価が安いときに購入し、株価が値上がりしたときに売却すると利益が得られます。

一方でインカムゲインは、配当や株主優待を受け取れる権利がもらえる日(権利付最終日)までに株式を保有すればいいので、そこまで難しくありません。

また、株式投資は、保有枚数によって株主総会への出席権利がもらえたり、経営に関わったりできます。

株式投資の想定利回り

資産を効率的に増やすために利回りを意識して投資していきましょう。

利回りとは、投資額に対する収益の割合です。

株式投資の想定利回りはインカムゲインの場合「約2%〜4%」キャピタルゲインは「約

5%」といわれています。

インカムゲインの平均利回りは約2%で、4%以上になると高配当利回りになります。

高配当利回りの投資をしたい方は、4%を基準に銘柄探しをするといいでしょう。

また、キャピタルゲインはインカムゲインより想定利回りが高くなります。

なぜなら、キャピタルゲインは利益幅が大きいからです。

株を購入・売却するタイミングによって利回りが大きく変わります。

リスクが大きいキャピタルゲインですが、リターンも期待できます。

そのため、高利回りの投資に興味ある方はキャピタルゲインのほうがいいでしょう。

株式投資の月額最低投資金額

株式投資は、基本100株から購入できますが、1株から購入できる単元未満株であれば1,000円前後でも購入可能です。

例えば、楽天グループの2023年6月1日の1株の株価は574円なので、1,000円もあれば楽天グループの株を購入できます。

もし、楽天グループの株を100株購入する場合は57,400円必要になります。

株価が1,000円以上の場合は、必要額は10万円を超えるのである程度まとまった金額が必要です。

単元未満株を購入したい場合は、単元未満株を取り扱っている証券会社に口座を開設しましょう。

株式投資は毎月必ず投資しなければいけないものではないので、ご自身の購入したいタイミングで問題ありません。

株式投資のメリット

株式投資のメリットを4つ紹介します。

  • キャピタルゲイン(値上がり益)
  • インカムゲイン(配当、株主優待)
  • 金融の知識が身に付く
  • 保有株数によっては経営に関われる

ぜひ、参考にしてください。

株式投資のメリット1:キャピタルゲイン(値上がり益)

株式投資といえばキャピタルゲインをイメージされる方が多いでしょう。

キャピタルゲインとは、株価が安いときに購入し、株価が上がって売却することでその差額が利益になる投資方法です。

例えば、株価が1,000円のときに購入し、1,500円になったときに売却した場合「500円」の利益になります。

もしこのとき100株保有していると利益は50,000円です。

このように、リターンの幅が大きいのはメリットの一つです。

株式投資のメリット2:インカムゲイン(配当、株主優待)

株式を保有していると配当や株主優待が受け取れます。

保有している株式数によって配当金の額や株主優待の商品が変わるので、事前に確認しましょう。

例えば、1株20円の配当金の場合、100株保有していれば「2,000円」の配当金が付与されます。

配当は、年に1〜2回ほど付与され、会社によっては増配や減配があったり、配当自体付与しない会社もあったりします。

株式投資のメリット3:金融の知識が身に付く

株式投資をはじめると自然に金融情報へ興味が湧き、金融の知識を身につけやすくなります。

また、投資は「噂で買って、事実で売る」といわれるように、買うタイミングを間違えると損失を出す可能性が高くなります。

株価が上がる前に購入し、株価が上がったところで売却するのが上手なやり方です。

そのタイミングを見極めるには金融の知識が必要になります。

そのため、自然に金融の知識を身につけようと意識が変わる方も少なくありません。

株式投資のメリット4:保有株数によっては経営に関われる

株式を購入すると3つの権利が付与されます。

  1. 利益配当請求権
  2. 議決権
  3. 残余財産分配請求権

そのうちの「議決権」は、株主総会での決議に賛成・反対の票を入れられる権利です。

1単元株(基本100株)でも保有していれば決議権が付与されます。

単元未満株では決議権の対象外なので、株主総会に興味がある方は1単元以上保有しましょう。

株式投資のデメリット

株式投資は魅力的なメリットがたくさんありますが、デメリットも理解したうえではじめましょう。

ここでは株式投資のデメリットを3つ紹介します。

  • 損失を出す可能性がある
  • 投資した企業が倒産し、投資資金がなくなる場合もある
  • 投資に必要な金額が高い

株式投資のデメリット1:損失を出す可能性がある

元本保証がない株式投資は損失を出す可能性があります。

企業の経営状況や景気、政治などに影響を受けやすいため、利益と損失は隣り合わせです。

リターンが期待できる一方で、損失を出すリスクもあるので銘柄選びや購入するタイミングが重要になります。

株式投資のデメリット2:投資した企業が倒産し、投資資金がなくなる場合もある

投資先の企業が倒産すると、株価の暴落や株式の価値がなくなる場合もあります。

最悪の場合、投資した資金が戻らず、すべて失う可能性もゼロではありません。

株式投資のデメリット3:投資に必要な金額が高い

株式投資は基本100株以上でないと投資できないため、投資資金が高い傾向にあります。

100株購入する場合は数万円〜数十万円必要になり、人気の高い企業の場合は数百万円以上必要です。

しかし、1株から購入できる証券会社なら必要投資資金を低くできます。

管理人の投資先

株式投資を始めるには

株式投資は3ステップではじめられます。

まず証券会社に口座を開設しましょう。

証券会社は手数料が安く、スマートフォンやパソコンで取引ができるネット証券会社がおススメです。

証券会社の口座開設が完了したら、お金を入金します。

そして、投資したい企業を選び、株を購入すれば完了です。

企業選びに迷う場合は、自分が好きな製品を取り扱っている会社や自分が働いている会社と同じ業種などに投資してみるといいでしょう。

おススメの証券会社

おススメのネット証券会社を3つ紹介します。

それぞれおススメのポイントが違うので、わかりやすく解説していきます。

SBI証券

ネット証券会社のなかで、口座開設数No.1のSBI証券。※1

1株から購入できる「S株」制度があるので、気軽に投資が可能です。

また、1日の取引額で手数料が決まるアクティブプランの手数料は、ほかのネット証券会社と比べると安い傾向です。

100万円以上の取引を今後する予定の方はSBI証券がお得でしょう。

さらに、2023年9月までに日本株の取引手数料が無料化する予定です。

取引手数料は安ければ安いほどいいので、どのネット証券会社を開設するか迷っている方は、SBI証券がおススメです。

※1 2023.6.8現在

楽天証券

楽天経済圏で生活されている方は楽天証券がおススメです。

日常のお買い物で貯まった楽天ポイントを利用して国内株式の購入ができます。

また、楽天証券は投資デビューの方向けに楽天ポイントがもらえるキャンペーンを頻繁に実施しています。

楽天ポイントを普段貯められている方は楽天証券で口座開設してみるといいでしょう。

楽天証券も1株から投資できるので、最初の1株を楽天ポイントで購入してみるのもいいかもしれません。

マネックス証券

米国株の取引に興味がある方は、マネックス証券がおススメです。

米国株の取り扱い数もトップレベルで、購入時の為替手数料が無料です。

また、マネックス証券も国内株・米国株が1株から購入できるので、気軽に株式投資をはじめられます。

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